あそびや学びを体験できる、子どもの居場所
からだを思いきり動かして遊ぶ子どもたち
Miraie(みらいえ)こどもプラザは、あそびを通して子どもが心身ともに健やかに成長するサポートを行う「児童館」と、保護者と地域の子育てを支援する「子育て学習センター」がひとつになった子育て拠点施設です。
ボーネルンドがプロデュースをした児童館内のこどもプラザは、「安全で安心できる子どもの居場所となり、健全なあそびや学びの場を提供する場」を目指してつくられたあそび場で、子どもたちが年齢や興味に合わせてあそびを見つけて楽しめるよう、あそびの種類別にゾーンを分けて多彩な遊具を配備しています。
ごっこ遊びや組み立て遊びが楽しめるコーナーや、思いきり体を動かすことができるトランポリン、2才以下の子どもがゆったり遊べるマットゾーンを設置しています。
可動式の遊具を中心に構成
利用者やイベントに合わせて遊具を配置
施設では「こどもプラザ運営委員会」が企画する、子育て世代の保護者や祖父母、ボランティアを対象にした子育て講座や、未就学児から中高生までを対象にした各種イベント・行事が開催されます。
場内にイベントを開催するスペースを確保するため、遊具は可動式のものを選定し、利用状況や必要なスペースに合わせてあそびを展開できるようにしました。
場内の遊具は、市内の保育園や幼稚園などへ持ち出し、出張あそび場のイベントを行うなど、市内全体での子育て支援活動に使用されています。
市内全体の「子育て力」の向上を目指す
年齢別・機能別に分かれた場内でゆっくり遊べる
施設内には妊娠中・出産時・子育て中の悩みを相談できる子育てコンシェルジュが常駐し、子育て中の保護者へ総合的なサポートを行っているほか、中学生や高校生も小さな子どもたちと関わりながら過ごすことができる場所となっています。
市内の教育・保育機関やボランティアと連携して活動を行うこの施設には、「家庭や地域の子育て力の向上」を目指してさまざまな人々が集い、2年目以降は毎年年間10万人以上の市内外の親子が訪れ、世代を超えて交流をしています。
各種催事でも遊具を活用
屋外のイベントで、思う存分からだ遊びを楽しむ小学生
(画像提供元:西脇市茜が丘複合施設Miraie こどもプラザ)
あそび場をつくり数年が経ちましたが、最近ではコロナ禍でも安心して人々が交流できるよう、屋外での催事も積極的に開催しています。
施設で開催するイベントの際には、屋外にもプレイコーナーを設置し、家族で施設に訪れていただける機会を創出。
小さな子どもと小学生が、ともに自分のペースで遊べるように、同じ遊具を2つ展開するなど、屋外のイベントでも子どもたちの発達に合わせたあそびの提供に配慮しています。
あそび場をつくるだけではなく、その中の遊具を工夫して活用しながら家族と地域をつなげる活動が継続して行われています。
※感染症対策のため、現在は利用者制限を行っている場合があります。
詳しくは西脇市茜が丘複合施設Miraie(みらいえ)こどもプラザ施設ホームページ(外部サイト)をご覧ください。