• 社会福祉法人 椎木会 キッズスペース梓国際学院
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関西

社会福祉法人 椎木会 キッズスペース梓国際学院

自主性と社会性を育む
あそびと学びの場

認定こども園キッズスペース梓国際学院では、屋内外のあそび環境を使いながら、英語によるイマ―ジョン教育や多様性・自主性を尊重する保育活動を実践しています。園庭には、さまざまな動きにチャレンジできる大型遊具や、感触遊びを楽しめる砂場があり、子どもたちは季節ごとの自然の変化を感じながらのびのびと遊んでいます。屋外と屋内をつなぐ土間スペースのアトリエは、ダイナミックに表現遊びを楽しむ場として設置されました。園内各所に、好きなあそびを見つけて自由に体験できる場がつくられています。

概要

カテゴリー
保育園・幼稚園・こども園
導入
2023年3月31日
敷地面積
園庭490u

遊びながら自主性を育む場づくり

八尾市の住宅街にあるこども園

キッズスペース梓国際学院は、大阪府八尾市にある認定こども園です。「まるでおうちのような居心地が良い空間で、屋内外で遊びながら自主性を育む場所をつくりたい」というご依頼を受け、園庭と屋内の一部をボーネルンドが設計・プロデュースしました。

園庭では英語で会話をしながら教師や仲間と遊ぶ

園では、英語によるイマージョン教育を取り入れています。子どもたちは、砂場や園庭、屋内のホールやアトリエなど、園内各所で外国人講師や保育士とコミュニケーションしながら、仲間たちとあそびを体験します。

室内にも多様なからだ遊びの道具が揃う

園庭や園舎を設計する際は、多様性・自主性を尊重する保育活動を実践するため、充実したあそび環境の設置が計画されました。夢中になるあそびを自由に体験し、仲間との交流や発見、学びを通して、国際的感覚や創造力豊かな子どもたちの育成に取り組んでいます。

思いきりからだを動かしさまざまな動きを体験

膝を大きく曲げ伸ばししながら、ティピー・カルーセルを回す

園庭では、子どもたちがブランコやネット、すべり台などの大型遊具を使ってからだを動かします。複数人で乗り込むデンマーク・コンパン社の「ティピー・カルーセル」は、日常ではなかなか体験できない“回転する動き”を体験できる遊具です。仲間と呼吸を合わせながら土台を回し、ぶら下がる・バランスを取るなど全身を使いながら遊びます。

ロープやポールを使い、タワーを何度ものぼりおりする

園庭の中心には、ロビニア材を使用した木製のシンボルタワーがあります。大きなネットやポール、すべり台が組み合わさった複合遊具は、自分の力を試すチャレンジングなあそびの場として設置されました。子どもたちは高さのあるスリル満点なタワーをくり返しのぼりおりしながら、さまざまなからだの動きを体験します。

自然の変化を感じて、あそびを見つける

遊具裏の小道で石や虫、葉を見つけて集める

園庭の植栽は、1年を通して子どもたちが自然の変化を発見できるよう、季節に応じた花や実がなるものを選定しました。遊具や木々の間にある小道を散策しながら、生きものや花・葉の変化を発見することができます。

園庭の落ち葉を使い、お店屋さんごっこを楽しむ

園庭で発見した自然物は、あそびに活かして活用します。この日は年少クラスで、マーケットの遊具を屋外に出してつくった「青空市場」に拾った落ち葉を並べて、お店屋さんごっこを行いました。年長クラスでは交代で三輪車を操縦しながら、落ち葉をクーポン券に見立てて「ガソリンスタンドごっこ」をしたり、葉を筆のようにして絵の具で絵を描いたりと、子どもたちは見つけた自然物を活用しながら思い思いにあそびを楽しみます。

感触を楽しみながら遊ぶ大きな砂場

多様な道具を使い、砂遊びを体験する子どもたち

園庭には大きな砂場もあります。タープで覆われているので、暑い日も日差しを気にせず遊べます。砂場にはベンチのように使えるデッキ部分があり、テーブルとして活用しながら砂の作品を並べることができます。この日は、食べ物やケーキに見立てたバケツやお茶碗、砂型を使ってできた作品がたくさん並びました。

水路に砂を溜め、砂と水が交じり合う感触を確かめる

砂場には、井戸のように水をくみ上げるポンプや水路、砂と水を混ぜることができるテーブルを設置しています。砂と水が混ざり合う感触を確かめたり、勢いよく水を流しながら砂の動きを観察したりと、手のひらや全身を使い、砂遊びを楽しみます。

屋内外を行き来して楽しむ表現遊び

園庭とホールの間にある、アトリエのような土間スペース

ホールと園庭の間にあるアトリエには、画材や遊具、作品を飾る収納棚や思いきり絵を描けるガラスのキャンバスやイーゼルが用意されています。子どもたちは屋内外を行き来しながら、絵の具を使ったお絵かきや自然物を使った作品づくりを行います。

アトリエから出てすぐのスペースでダイナミックにお絵描きを体験

土間の床はデッキブラシでごしごしと磨くことができるので、絵の具などの画材で汚れることを気にせず、ダイナミックな表現遊びを体験できます。大きな紙を使用したお絵描きや、たくさんの絵の具を混ぜて色の変化を観察しながら、子どもたちは表現遊びの楽しさを体験します。

あそびのヒントで作った環境をフル活用する

ウィンザー社の三輪車で乗り物ごっこを促すプレイリーダー

こちらの園ではあそび環境完成後、定期的にボーネルンドのプレイリーダーが訪問して、導入した遊具を使って行うあそびや、学びの環境づくりを先生方と研究しています。今回は、アトリエや園庭でさまざまな表現遊びを行いました。実際にあそびを展開しながら子どもたちの様子を観察し、遊具の使い方や子どもたちの声掛けの仕方、環境づくりを先生方と話し合い、導入いただいた環境を活用できるようサポートを行っています。

アトリエでは、見つけた落ち葉の色を絵の具で再現する表現遊びを実践

西岡園長先生は、子どもたちの自主性を尊重した環境を作りたいと話します。 「小さなうちから親元を離れて長い時間過ごす場所は、明るくて居心地よく過ごせる場所にしたいと考えていました。英語教育を行っていますが、決められたカリキュラムではなく、子どもたちが自由に遊びながら学べる場所をつくりたいと考えています。この園がある地域は、自分が幼いころから育ってきた思い出深い場所です。卒園して大きくなってからもまた来たくなるようなこども園にしたいですね。」

お話を伺った西岡園長先生

PHOTOS by AYUMI NAKANISHI
※投稿内容は2024年4月時点の情報です

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