関西のベイサイドに誕生したレクリエーション拠点
海が目の前に見える、開放感あふれるあそび場
SENNAN LONG PARKは、大阪府泉南市りんくう南浜にオープンした、スポーツ・食・レジャーをまるごと体験できる関西最大級のレクリエーション拠点です。
4つに分かれるエリアの1つである「コミュニティエリア」は、目の前に広がる海を眺めながら、子どもから大人まで人々が家族や仲間とリラックスした時間を過ごせるエリアです。
今回、このエリア内のあそび場遊具を、ボーネルンドが選定・提案・施工しました。
海辺ならではの体験ができる遊具
ゆらゆら動くスターサーファーで遊ぶ子どもたち
遊具は海辺という立地を活かし、「海と風を感じながら進む冒険」「五感をとぎ澄ましてからだ全体で体験するあそび」「航海や探検で見つけるような、たくさんの発見」ができるものを選定しました。
潮風を感じながら遊べるブランコやターザンロープ、まるで目の前の海の波にのっているような揺れを体験できる「スターサーファー」、美しい海の景色を一望できるうんていなど、開放感があふれる海辺で、家族や友だちと楽しく過ごすことができる遊具を配置しています。
誰もが遊べる、あそび場のシンボル
あそび場の中心にある、デンマーク・コンパン社の複合遊具
アースカラーのシンボル遊具(複合遊具)では、遊具の各所にあるさまざまな難易度のネットやロープ、トンネルを巡ることで、多様な動きを体験することができます。
この複合遊具は、月齢の小さな子どもから小学生まで幅広い年齢で遊べるのはもちろん、地上から手の届く範囲に遊べるしかけがたくさんあるので、身体的なハンディキャップがある子どもも遊びやすい仕様になっています。
車いすのまま近づいて遊べ、階段やクライミング、ネット部分も自分の身体能力に合った方法でアクセスし、あそびを体験することが可能です。
遊具設置のエリア全体で考える「インクルーシブ」
エリア内の歩道や、遊具周りの空間は広くとられている
遊具だけではなく、コミュニティエリアの通路は車いすでも通りやすいよう幅広くし、あそび場の設置エリアを駐車場から近い場所にすることで、利用者がアクセスしやすいように配慮されています。
園内にはさまざまなコンテンツがありますが、このコミュニティエリアはまさにお子さんからお年寄りまで「どんな方もゆっくり過ごしてリフレッシュできる場所」。
人々が集い、家族や友人とゆったりした時間を過ごすなど、思い思いの時間を過ごすことができます。
見晴らしがよく海を一望できるロケーションや、広いベンチ、誰もが一緒に遊べる魅力的な遊具がたくさんあるので、からだを思いきり使って遊びたい時や、潮風にあたりながら家族でリラックスしたい時におすすめです。
市民が集う、変化のあるコミュニティパークへ
夕陽で有名な海岸には、夕暮れまで多くの人々が行き交う
泉南エリアはもともと日本の夕陽百選にも選ばれている名所で、海水浴場や漁港といった観光資源に恵まれていましたが、長く未開発になっていた場所でした。
地域のにぎわい創出につながる観光・レクリエーション拠点の創出を目指して、泉南市が大規模な公園整備事業を手掛けることになり、大和リースが整備・運営・管理業務を携わることになりました。
公園を管理する担当者の方は、以下のように話します。
「民間の資金やノウハウを活用する『PFI事業』で整備された公園には、従来の公園にはなかった魅力がたくさんあります。ロケーションを活かした設計とデザインがされたこの場所は、訪れる人を飽きさせないバリエーション豊かな景色や体験を楽しめる場所です。地元ならではの食材が楽しめるマルシェやバーベキュー、アスレチックや温泉施設なども楽しめます。
いずれ気軽に移動ができるようになったら、遠くからもたくさんの方々をお迎えして交流の場を生み出したいですね。子どもも大人も誰もが集うことができ、訪れるたびにこの土地の新たな魅力に触れて、特色を発見できる。そんな場所にしていきたいと思います。」
今日も市民が集い、新たな発見や交流が生まれています。