乳幼児期の運動機能の発達を支える体遊び道具で、世界各国の子育てを応援。デンマークの理学療法士が、自身の子どもの室内用体遊び道具として開発した「ボブルス」は、置き方・乗り方・動き方によってさまざまな動きを生み出す遊具。ボブルスを使って成長に必要な5つの動きを体験できる、子育て支援イベント「タンブリングタイム」は、デンマーク国内で年間10,000人もの赤ちゃんが参加しています。
デンマークの建築家ボレッテ・ブレーデルは、出産をして育児休暇を取得した際、「子どものあそびやからだの動き・成長を促すもの」や「子ども用家具」の種類が限られていたことに気づきました。デザイナーであった妹のルイーゼ・ブレーデルと共に、「子どもたちが夢中に遊びながら、からだが自然と発達するような家具」の開発をはじめ、「遊べる家具」TUMBLINGFURNITURE (タンブリングファニチャー)のフォーム・アニマルシリーズを生み出しました。フォーム・アニマルシリーズは2006年の販売開始して以来、数々のデザイン賞を受賞し、世界での販売を開始。赤ちゃんが生まれてから最初の1,000日に使うことで、心身の成長をサポートする「ハッピーデベロップメントプログラム」を開発し、赤ちゃんが親子で参加できる子育て支援イベントをデンマーク国内外で積極的に開催しています。
ボブルスのフォーム・アニマルシリーズは、置き方・乗り方・動き方によって、さまざまな動きを生み出すあそび道具です。シンプルなデザインで耐久性に優れ、音が出にくいEVA素材は、屋内での使用にぴったり。
楽しく遊びながら、乳幼児期の運動機能の発達を促す「5つの動き」を体験できます。
歩行動物である人間にとって背骨と背筋は姿勢を保つ基本。まずは腹ばいで動きながら背筋を鍛えることによって、より高度な動きにつながっていきます。
全身運動を通して、神経の交差運動(右脳が左半身、左脳が右半身の神経伝達を司る)が活発になり、より複雑な動きの神経伝達が可能になります。
歩くことで脚力がつき、全身を使った体のバランスをとってしっかり姿勢を保ちながら歩けるようになり、安定した歩行につながります。
瞬間的に複数の筋肉や動作を組み合わせることによって、とっさに体のバランスをとったり、同時に多様な動きができるようになります。
バランス力は姿勢を安定させ、健康な体や活発な動作を育む基礎になり、より高度な運動に挑戦する気持ちにもつながります。